静電容量方式(アナログ容量結合方式)
タッチ寿命、反応速度、分解能などタッチパネルに求められる性能をバランスよく実現しているのが静電容量結合方式です。表面のまくの電気容量の変化を感知します。手袋には反応せず、指にしか反応しないので、パネルにネクタイが触れるなどの誤作動が無く、水や油の影響がありません。ATMや券売機、キオスク端末に最適なタッチパネルといえます。指とペン入力ができるタイプがあります。
静電容量式の動作原理
@センサの四隅に均一な電圧をかける
Aセンサの表面に均一の電界を作る
B指が触れると、センサの四隅から指までの距離に比例した、容量の変化が生じる。
Cコントローラが、四隅の容量変化に基づき指の座標位置を計算する