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抵抗膜方式(アナログ抵抗膜方式)

画面のガラスとわずかな間隔で取り付けたフィルムの双方に導通性の薄膜を貼り、両者を接して電気が通った場所を感知する。現在最も多く使われているのは抵抗膜方式。これは比較的作りやすく、組み合わせるLCDに合わせたパネルサイズが選べ、軽い。抵抗膜方式にも4線式から8線式まであり、それぞれ異なる良さを持っているが、共通するのは製造コストの安さである。

タッチパネル基本構造

4線式抵抗膜方式の特徴

タッチパネルの中で最も普及しているのが、4線式の抵抗膜方式。モバイル端末やPDAなどで使われている。4線式はフレーム(額縁)を狭くでき、指でもペンでも入力でき、製品コストも安いといった特徴を持つ。

長所
  • フレーム(額縁)を狭くできる
  • 指でもペンでも入力可能
  • 生産コストが安い
短所
  • 耐久性
  • 打鍵寿命(同じ箇所を繰り返してタッチした時の寿命)
  • フィルムが変形したり、割れるとタッチパネルとしての機能を失う

5線式抵抗膜方式の特徴

4線式の弱点である耐久性や打鍵寿命を改善し、抵抗膜式ながら優れた耐久性を持つ方式として開発されたのが、5線式抵抗膜方式。5線式は上部電極の傷や亀裂の影響がほとんど無く、4線式に比べて耐久性、安定性に優れ、寿命が長いというメリットを持つ。

長所
  • 3,500万回以上のタッチ耐久性
  • 表面が汚れたり、傷がついたり、極端な場合は割れても
    タッチパネルとして機能する
  • スタイラス制限無し
  • ドリフト無しの正確入力
  • スムーズな手書き性
  • 防水シーリング可能
  • 設計の柔軟性
短所
  • 4線式よりもコストがやや高い
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