超音波方式の特徴
光透過率、耐久性の優れ、大型ディスプレイに対応できるタッチパネルが超音波表面弾性波方式であり、SAW(Surface Acoustic Wave)方式とも呼ばれます。光透過率と耐久性から主に公共用とに使われています。
超音波表面弾性波方式は仕組みが難しそうなイメージを受けがちですが、動作原理もシンプルです。ガラスの表面に高い周波数の表面弾性波、つまり超音波を伝播させ、ガラス面にタッチすることによる超音波信号の減衰を認識して座標を出します。発信子でX軸、Y軸方向に超音波振動を与え、その変化でタッチポイントを出します。